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菱田雄介 略歴
1972年東京生まれ
1996年 テレビディレクターとして情報番組を中心に各所を取材
2001年 NY同時多発テロ以降、歩みを早めた歴史と、その流れの中に存在する人々の営みをテーマに写真家として活動
【著書】
2006年 「ある日、」(プレイスM /月曜社)
NY、アフガン、イラクと日本の日常を織り交ぜた作品
2006年 「BESLAN」(新風舎)
チェチェン紛争で戦場となった小学校の1年後の姿を描いた作品。
2011年 「アフターマス」(NTT出版/飯沢耕太郎氏との共著)
震災10日後の被災地で行われた中学校の卒業式を中心とした写真と、それを撮影したときの葛藤を文章で書く。
2014年 「2011」(vnc)
日本では東日本大震災と原発事故が起きた2011年、中東では「アラブの春」が巻き起こり、北朝鮮では金正日が死去した。チェルノブイリの廃墟に始まる2011年〜2013年の菱田の活動を活写した作品。北朝鮮と韓国での「border | korea」の撮影風景も詳細に描かれている。巻末に写真集「2011」を収録。
2017年 「border | korea」(リブロアルテ)
地図上に引かれた一本の線は人間をどう変えるのか? 北朝鮮と韓国、隣り合う二つの国に暮らすそれぞれの人々のポートレート。そして彼らの日常を捉えたランドスケープ。
【受賞歴】
2006年 ニコン 三木淳奨励賞(上記「BESLAN」の作品にて)
2008年 キヤノン 写真新世紀佳作(「KUNASHIRI」ロシアに占拠された国後島の日常)
2010年 キヤノン 写真新世紀佳作(上記「border | korea」の作品にて)
【主な個展、グループ展】
2006年5月 「New vision of Japanese Photography」(巣雅gallery 上海)
2006年6月 「僕らの学校」(ニコンサロン新宿、大阪)(上記「BESLAN」の写真)
2008年11月 「写真新世紀展」(都立写真美術館)(上記「KUNASHIRI」にて)
2010年11月 「写真新世紀展」(都立写真美術館)(上記「border | korea」にて)
2012年1月 「border/McD」(bloom gallery 大阪)(世界のマクドナルドの肖像)
2012年5月 「border/recognition」(blan Class 横浜)(テレビと写真の認識についての展示)
2012年5月 「border | korea」(Documentary Arts Asia タイ・チェンマイ)
2014年6月 「2011年41月」(せんだいメディアテーク)震災後の日々を描いた写真と映像
2016年10月 「border | korea」(韓国・大邱フォトビエンナーレに出展)
2016年10月 「border / Syria」(韓国・水原フォトフェスティバルに出展)
2017年12月 「border | korea」(韓国・ソウル市立美術館 border155展に出展)